Amazonから販売されている低価格でサイズも豊富なのが魅力のFireタブレット。
Amazonプライム会員の方なら持っていても損はないタブレットですが、正直なところ電子書籍の漫画を読むためにこれを買うのはおすすめしません。
今回はなぜ電子書籍の漫画を読むのにFireタブレットをおすすめしないのか?その理由と漫画を読むのにおすすめのタブレットをご紹介。
快適な漫画環境を作りたいとお考えの方はぜひ一読ください。
電子書籍の漫画を読むのにFireタブレットをおすすめしない3つの理由
細かいことを言えば色々と出てくるんですが、筆者が電子書籍の漫画を読むのにFireタブレットをおすすめしない理由は以下の通りです。
- 標準では使えるアプリが少ない
- 標準のブラウザがSilk
- HD Plus以外の性能は至って普通
1. 標準では使えるアプリが少ない
Amazonが販売するFireタブレットシリーズはAndroidタブレットという分類ではあるものの、「Fire OS」という専用のOSが使用されています。
このFire OSのおかげでGoogle Play Storeからアプリがダウンロードできません。
代わりにAmazon独自のストアからアプリをダウンロードすることになるんですが、Kindle以外の電子書籍サービスアプリがほぼ対応していないんです。


Googleと喧嘩しているのか知りませんが、Youtubeも何故か青色で使い勝手がやや違います。
FireタブレットにGoogle Play Storeを入れるという裏技もあるにはあるんですが、Amazonで正式に認められている方法ではないので、いつ使えなくなるかわからないリスクがあります。
動作保証もされていないのでAmazon以外の電子書籍サービスを使うなら、初めからAndroidタブレットを買うほうがいいです。
2. 標準のブラウザがSilk

iOSタブレットではSafari、AndroidタブレットではGoogle Chromeが標準で使えますが、FireタブレットはSlikという独自のブラウザです。
検索やニュースサイトの閲覧くらいはできますが、ブラウザから漫画が見れる電子書籍サービスの大半は動作保証がされていません。
アプリと同様にブラウザも裏技を使えば使えるようになりますが、こちらもいつ使えなくなるかわからないリスクが伴います。
3. HD Plus以外の性能は至って普通
Fireタブレットは7インチ、8インチ、10インチと3つのサイズで展開されていますが、HD Plusというモデル以外の性能は至って普通です。

シリーズ | Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus |
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 7インチ | 8インチ | 8インチ | 10.1インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1024 x 600 | 1280 x 800 (HD) | 1280 x 800 (HD) | 1920 x 1200 (フルHD) | 1920 x 1200 (フルHD) |
RAM | 1GB | 2GB | 3GB | 3GB | 4GB |
ストレージ容量 | 16/32GB | 32/64GB | 32/64GB | 32/64GB | 32/64GB |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
USBポート | USB 2.0 | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) |
保証 | 90日間限定保証 | 90日間限定保証 | 90日間限定保証 | 1年間限定保証 | 1年間限定保証 |
販売価格 | 5,980円〜 | 9,980円〜 | 11,980円〜 | 15,980円〜 | 18,980円〜 |
Amazonプライムデーやタイムセールなどのキャンペーンを活用すれば更に安くなるので、他のタブレットよりも取り入れやすいのは事実です。
ただ標準ではGoogle Play Storeが使えない、ブラウザもSilkという独自ブラウザのFireタブレットを買うよりも、もう少し費用を出して(またはほぼ同程度)Androidタブレットを買った方が、長い目で見ればコスパが良いと言えます。
電子書籍の漫画を読むのにおすすめのタブレット
イチオシは筆者も愛用している「Blackview Tab6」という、電子書籍を読むのに必要な機能が盛りだくさんのタブレットです。

シリーズ | Blackview Tab6 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus |
---|---|---|---|
OS | Android OS | Fire OS | Fire OS |
画面サイズ | 8インチ | 8インチ | 8インチ |
解像度 | 1280 x 800 (HD) | 1280 x 800 (HD) | 1280 x 800 (HD) |
RAM | 3GB | 2GB | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB | 32/64GB | 32/64GB |
SDカード | 最大128GBまで | 最大1TBまで(FAT32形式) | 最大1TBまで(FAT32形式) |
バッテリー | 最大15時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
USBポート | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) |
保証 | 1年間の保証期間 | 90日間限定保証 | 90日間限定保証 |
販売価格 | 14,999円〜 | 9,980円〜 | 11,980円〜 |
同じ8インチのFire8 HD Plusと比較すると約3,000円の差がありますが、Fireタブレットよりも対応アプリが豊富で、バッテリー容量も大きいです。
AmazonではBlackviewの専売店が販売しており、1,000円OFFクーポンを使うことで14,999円(税込)で購入できます。
また当ブログでは「最高の漫画環境を作ろう!」ということで、電子書籍の漫画を読むのに適したタブレットの選び方やおすすめのモデルを多数ご紹介しておりますので、以下の記事も参考にしてください。
まとめ:電子書籍の漫画を読むなら純正Androidタブレットがおすすめ!
AmazonのタブレットもAndroidという扱いですが、使ってみると全くの別物です。
ただこのFIreタブレットが極端に悪いかといえばそうではなく、Amazonのサービスしか使わない方には逆にめちゃくちゃおすすめです。
「もう色々面倒だし全部Amazonに統一しよう!」と思われた方はFireタブレットを、Amazon以外の電子書籍サービスや漫画以外の用途でも使いたい方はAndroidタブレットを選びましょう。
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