
漫画はこれまでの紙版と今っぽい電子書籍、一体どっちで読めばいいんだ?
この方のように紙版と電子書籍版、どっちで漫画を読もうか決めかねている人は少なくありません。
筆者はここ最近でこそ電子書籍派になりましたが、完全に切り替えられたわけではなく、どちらのメリットもうまく使い分けています。
今回は紙版と電子書籍版の漫画それぞれにあるメリットとデメリットを徹底比較。
自分なりの漫画ライフを作り上げるためにも、ぜひ活用してください。
紙版と電子書籍版の漫画の違い
漫画を紙版で読むのと電子書籍で読むのとではどう違うのか?
簡単に両者を比較するとこのように性質が異なります。
項目 | 紙版 | 電子書籍版 |
---|---|---|
絵や文字の大きさ | 固定 | 自在 |
携帯性 | ![]() 複数冊の持ち運びは重い | ![]() 何万冊でも楽勝 |
収納性 | ![]() 収納スペース必須 | ![]() 端末が収納場所 |
耐久性 | ![]() 汚れ・破れ・濡れに弱い | ![]() 劣化しない |
読みやすさ | ![]() これぞ漫画本 | ![]() 使用端末による |
保存性 | ![]() 経年劣化あり | ![]() サービス終了のリスク |
販売価格 | ![]() これまで通り | ![]() セール多し |
紙版と電子書籍版を比べると読みやすさは紙版、その他は電子書籍に軍配が上がります。
保存性に関してはどちらも無くなってしまうリスクがあるので気をつけたいところ。
ただ最終的に電子書籍版の読みやすさとサービス終了のリスクをどうにか出来てしまえば電子書籍版はメリットが多いです。
紙版と電子書籍版のメリット・デメリット
簡単な性質の違いに加え、紙版・電子書籍版それぞれには具体的にどんなメリットとデメリットがあるのかを解説。
紙版のメリット・デメリット
- お目当てのページを探しやすい
- 見開きページが読みやすい
- 無くさない限り永久的に自分のもの
- 所有欲が満たされる
- 友達や家族に貸し借りできる
- 経年劣化がある、汚れや濡れに弱い
- 収納スペースが必要
- 持ち歩くには数冊が限界
- サイズが固定される
紙版のメリットに関しては漫画と言うよりも、書籍としての機能面で得られることが多いです。
デメリットも同じく紙というリアルな物質を使うので、経年劣化や収納スペース、重量の問題が避けられません。
筆者の場合は本当に好きな作品だけは紙版を買って読んでいます。(紙・電子どっちも買ってる作品はある)
電子書籍版のメリット・デメリット
- 汚れや濡れの心配は皆無
- 数百冊持ち運びができる
- 絵や文字のサイズが自由自在
- 収納スペースを取らない
- お布団の中でも読める
- 大半が紙版より安い
- 24時間いつでも買える
- スマホだと少々見づらい
- ストレージ容量が圧迫される
- 電子書籍化されていない作品がある
- 友達への貸し借りは厳しい
- 電子書籍そのものの消失リスクがある
電子書籍版のメリットはやはりデータとしての機能から得られるものが多いです。
デメリットも同じくデータをどのように扱うか(どの端末で見るか・保存先はどうするかなど)が重要になってきます。
最も注意しておきたいのは著者の意向で電子書籍化されていない作品(スラムダンクなど)があるということ。
この場合は紙版を買うしかありませんので、全てを電子書籍版に移行するのは現状では難しいと言えます。
環境さえ整えば電子書籍版はメリットが多い
電子書籍版の漫画は読みにくいとよく言われますが、8インチサイズ以上のタブレットを使えばかなり改善されます。
見開きページはやや小さくなる・分割されるというデメリットもありますが、全く見れないということは無いですし、パソコンで見れば紙版以上の迫力を味わうことも可能です。
また電子書籍サービスが終了、閉鎖してしまった場合は消失してしまう可能性がありますが、運営歴が長くて取り扱い規模の大きな会社が提供するサービスであればリスクは抑えられえます。
当ブログでは漫画を読むのにおすすめのタブレットや、消失リスクが少ない上に紙版よりも安く買えるおすすめの電子書籍サービスを多数ご紹介しています。

電子書籍の漫画は使い慣れてしまえば紙版に戻るのが難しくなるくらいです。
紙版から電子書籍版への移行に躊躇してしまっている方は、下記の記事もぜひ参考にしてください。
まとめ:迷ってる人はとりあえず使ってみよう!
電子書籍版の漫画は大半が各電子書籍サービスで無料で試し読みできます。
特に単行本など買い切りタイプで販売している電子書籍サービスには無料試し読みできるだけでなく、1冊まるごと無料で配布している場合もあります。
特にebookjapanでは常時5,000冊以上の無料漫画が読めますで、まずは無料で電子書籍の漫画を体験してみましょう。
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